ヒッチコック作品の名作です!この時代の女優さんは特に、絶世の美女級が多いように思われます。主演、キム・ノヴァクも然り。ドレスが似合うし、さりげない目線や仕草もすべてがエレガント、一種作り物のような完璧さです。と思ったら、本当に一部整形などもしていたようですが、たしかに人工的なまでの完成度の高い容姿を持っていると思います。
基本的にヒッチコックの作品には、ほかの監督作品では地味なキャラクターを演じるタイプの、庶民的な女優(といっても作品の中ではやはりとても上品で美しい)がメインを張ることが多いのですが、この作品ではなぜかキム・ノヴァクのような、いかにも女っぽい女優が出演しています。しかし、役柄自体が半ば幻のような存在であり、現実離れした彼女の演技がはまっていると思うし、私は好きです。時代が今とかなり離れていて新鮮だし、全編とおして浮遊感があり、ヒッチコック作品の中でも結構見ごたえある作品だと思います。