これは梶芽衣子主演のヤンキー映画です!シリーズになっており、作品によってはかなり残酷な女の戦いが描かれており、女の怖さが味わえることは保障できます。なかでも、今では芸能界番長なイメージのある和田アキコが、男まがいのかっこよい総締めみたいな役ででてくる作品では、チームごとの女同士の争いがたのしめます。女同士がサシでナイフで戦ったり、本能全開なので、男性が見たらひいてしまうかもしれないです。 実際は喧嘩シーンは女同士ということもあり、はっきり言って動きが魅力的ということはありません。バイクのシーンもシリーズを通してそれほどでもないし、次代が感じられる演技だとも思います。しかし、今にはない女チーマーたちのいかつさが、ここまで濃く描かれている映画はそうないのではないかと思います。 女独自のしとやかさやずるがしこさなど全くなく、野蛮なまでに真っ向勝負で男にもつっかかる!蹴っ飛ばす!大型バイクにまたがり、「バッキャローーーーー」と吼える!そんな彼女たちですが、ファッションがまたおしゃれなのです。70年代の洋服は度々現代でもリバイバルブームとなっていますが、チーマー全員かなりおしゃれ。クラブに踊りに行くときのおしゃれ全開勝負服から、彼女らの敵のなぞの女の紫まみれの服、果てはクラブや出てくる部屋の内装まですべて、アクションとはえらい違いの完成度な気がします。70年代の映画は中身はB級でも女優と時代の空気で十二分に楽しめます!
このシリーズの中の「ワイルド・ジャンボ」という作品が好きです。無軌道な若者たちの青春群像映画ですが、妙な脱力感を感じさせるが、爽快感も随所にある、変な映画です。梶芽衣子と地井武男がとてもカッコイイ。